本日、佐藤篤区議(前議長)のお呼びかけにより、松島みどり代議士(総理補佐官)、墨田区薬剤師会の浅尾会長、福田はるみ幹事長をはじめとする区議会自民党区議団の有志の先生方とともに意見交換を行いました。
近年、一部の者による多重受診や重複投薬を利用した処方薬の不正取得・転売が深刻な社会問題となっています。
現場からは、
・複数の医療機関や薬局を計画的に回り、大量の睡眠薬等を入手して転売するケース
・区や県をまたいで受診し、指導や監視を逃れるケース
・紙の資格確認書を利用して履歴確認を回避するケース
などの実態が報告されています。
さらに、不正に流通した処方薬が若者のオーバードーズ(過剰摂取)や、犯罪への悪用につながる事例も発生しています。
医療保険制度を悪用した不正取得は、保険財政を圧迫するだけでなく、子どもたちや若者の命と健康を脅かす重大な問題です。
しかし現場では、個人情報保護や制度上の制約により、医療機関や薬局が問題を把握していても十分な対応ができないケースが少なくありません。
そこで今回、
◯給付制限情報のオンライン資格確認システムへの表示
◯電子処方箋の普及促進と重複投薬アラートの強化
◯悪質な多重受診者への対面指導機会の確保
◯医師・薬剤師が不正流通の疑いが極めて強い場合に適切な対応を取れる法整備
◯向精神薬の不正流通防止に向けた法改正
などを盛り込んだ要望書について説明を受け、今後、厚生労働大臣に対して現場の実態を踏まえた制度改正と法整備を強く求めていくことを確認しました。
処方薬の不正流通は、医療の問題にとどまらず、薬物依存や犯罪、そして若者の未来にも関わる重要な課題です。
現場の最前線に立つ薬剤師の皆様から直接伺った切実な声をしっかりと受け止め、国・都・区が連携しながら必要な対策の実現に向けて取り組んでまいります。


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